

子育て支援で福祉も充実
高齢者も社会的弱者も恩恵を享受できるのが子育て支援
なぜ子どもや子育て世帯への支援を重視するのか
日本はかつてないほどの少子高齢化が進み、最近では出生数が80万人を割ったというニュースもありました。
豊橋市も例外ではありません。この数年、出生数を死亡数が上回り、転入数を転出数が上回り、結果として人口は減少を続けています。
少子高齢化、人口減少は労働人口の減少を招きます。
医療福祉、飲食等、様々なサービスの担い手がいなくなれば、今までの快適な日常生活は送れなくなるかもしれません。
また、人口減少は地方財政にも大きな影響を及ぼします。人口減少とそれに伴う経済・産業活動の縮小によって、地方公共団体の税収入は減少し、その一方で、高齢化の進行から社会保障費の増加が見込まれており、地方財政はますます厳しさを増していくことが予想されます。
こうした状況が続いた場合、それまで受けられていた行政サービスが廃止又は有料化されるといった場合が生じることも考えられ、結果として生活の利便性が低下することになります。
その他にも地域公共交通の撤退・縮小など、人口減少がはらんでいる問題点は数多くあります。
今生活に不安がある人こそ、少子化、人口減少について本気で考えていかなくてはなりません。
もろい菜々子

【経歴】
1986年 岐阜生まれ 5歳と2歳の子育て中
岐阜県立岐阜高等学校卒業
名古屋大学医学部保健学科卒業
名古屋大学医学部附属病院など様々な総合病院の救急医療、新生児医療に携わる
その他デイサービスや介護施設、予防医療分野での幅広い経験も持つ
長男出産後、子育ての手がかりを求め、独学で保育士資格取得
長女出産後、医療以外の仕事がしたいと思う
会計の知識は幅広い分野で役立つと考え簿記を勉強し、現在は会計事務所勤務
【資格】
看護師・保健師・保育士・第一種衛生管理者・製菓衛生師
【趣味】
・お菓子作り
趣味をさらに深めたいと思い夜間専門学校に通い製菓衛生士免許取得
・子供が生まれる前はゴルフによく行っていました
【好きな言葉】
進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む(福沢諭吉)
迷ったときは困難な道を選べ(岡本太郎)
なぜ子育て支援で福祉も充実するのか
子育て支援や若年層への支援の拡充
↓
子育て世代や、他市では所得制限により支援を受けられなかった高所得者層の流入
↓
それにより人口、とりわけ若年人口および生産年齢人口が増加
↓
市税(市民税、固定資産税、軽自動車税など)も増加
様々なサービスの担い手や消費が増え、経済活動が活発化
↓
税収、サービスの担い手が増加することで、高齢者や社会的弱者への
経済的支援や各種サービスの提供も可能となります。

政策

1.就学援助の拡充
あまり知られていないかもしれませんが、小中学校への就学にあたり、学用品日や入学準備金が援助される「就学援助」があります。
しかし、所得制限があるためこの援助を受けられるのは約7人に1人と言われています。
小学校入学時にはランドセル代、中学校入学時は制服代など、大きな出費が多いのは、子どもがいる家庭ならみんな同じです。
所得制限なく、小中学校入学時に一定額の給付を提言します。

2.高校生にも就学援助を!
子どもが高校生になると児童手当がなくなります(3月末に発表された政府のたたき台によると高校卒業まで延長されるそうです)。
16歳以上19歳未満のお子さんがいる方は扶養控除がありますが、大学受験に向けた学業や部活動、日々の生活費などのお金がたくさんかかります。
そこで高校生にも就学援助の導入を提案したいと考えています。

3.2人目の壁
本当は2人以上の子どもが欲しいのに、経済的・仕事などの理由で、第2子以降を持つことをためらう「2人目の壁」をなくします!
1 more Baby応援団が既婚者を対象に行った調査では、73..7%にも上る人が2人目をためらうという結果がでています。2人目以降の子どもへの支援を重点的に取り組みます。
目標は「ひとりでもふたりでもあんまり変わらないね!」

4.頑張り損、働き損を作らない
所得税は所得に応じた税率で公平性が保たれるように課されています。
つまり所得制限により支援対象外とすることは公平ではないと考えます。
少子化が深刻な昨今において、親の所得で子どもへの支援に差をつけている場合ではないのです。

5.働くママを応援
ママが働く上でサポートする人の存在は欠かせません。
就職の面接に行きたいけれど、一時保育は予約でいっぱい...
民間のサービスを利用したいけれど料金が高くて利用しづらい…
急遽夕方以降や夜間に予定が入ったけれど、頼れる人がいない...
現在も一時保育、トワイライト保育や休日保育などがありますが、いずれも予約がとりづらかったり機動性に欠ける面があります。
民間サービスの補助、既存のシステムの拡充および、その際に必要な人材確保に取り組みます。

6.若者の活気あふれる街に
今や住む自治体は「選ぶ」ものです。
子育て支援の拡充、魅力ある施設や企業の誘致、一定要件のもと奨学金肩代わり制度、Iターン・Uターン支援などにより、他市から移住したいと思われる街づくりを目指します。

7.世代間交流を深める取り組み
子育て支援ばかりで高齢者への支援がおろそかだ
シルバー民主主義で高齢者が優遇されている
そういった世代間の対立は無意味です。
積極的に世代間交流が持てるような場を設け、互いへの理解を深めます。
高齢者による子育て支援や、現役時代のスキルや得意分野を活かした子ども・若者との交流により、世代間交流の活発化を図ります。
また、高齢者が体も心も元気でいられるよう、趣味サークル結成やスポーツを通した仲間づくり・健康づくりを応援します。

8.お金を配るだけではない支援を
低所得者への支援として、たびたび現金給付があります。
もちろん経済面での援助は必要ですが、金銭的援助を行うだけの、その場限りの支援では根本的な解決になりません。
正社員になるために必要なスキルの獲得、貧困の連鎖を断ち切るための支援が必要です。